ストーカー規制法ができ、いろいろなタイプのストーカー被害が拡大しています。

怖いけど、先が気になってしまう・・・そんなストーカー小説が気になって調べてみました。

 

ラバーソウル(井上夢人)

洋楽専門誌にビートルズの評論を書くことだけが社会とのつながりだった鈴木誠という人物。女性など全く無縁だった男が、美しいモデルに心を奪われる。

 

・題材が、ストーカーものっぽいのですが、するする読み進められるような本。

・終盤は何となく予想はできた。

・主人公は幸せに終わったかもしれないけれど、周りから見たら救われないような気がした。

・人間の人生ってやっぱり「見た目」で左右されることが多い。理不尽だけど実感した。

 

 

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アンダー・ユア・ベッド(大石圭)

ある雨の晩のこと。

突然彼は、佐々木千尋という女性を思い出した。

19歳だった彼女とテーブルに向かい合ってコーヒーを飲んだこと。

彼女の亜麻色の髪、八重歯、透けて見えたブラジャーの形や色。

 

9年も前のこと。人生で最も幸せだった時。

 

幸せの感触を思い出したくて、佐々木千尋を捜してみることに決めた。

盲目的な純愛なのか?異常執着なのか?

 

・ストーカーは決して許される行為ではないけど、ストーキングしている彼女の環境があまりにも酷すぎて、初めてストーカーを応援してしまった。

・他の登場人物の視点でも描かれているので、それぞれの想いがわかり読んでいて面白かった。

・DV夫の暴力シーンがリアルすぎて、気分が悪かったので余計に彼を応援したくなったのかも。

 

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ストーカーズ(友成純一)

どこにでもある新興住宅街のアパートで前代未聞の事件は起きた。

血まみれの現場には、臓器を取り出され、全裸となって変わり果てた美人OLの姿が。

しかもその臓器の一部が何者かによって持ち出されていた。

いったい被害者の身に何が起こったのか。

やがて、彼女を執拗に付け狙っていた人物が次々に浮かび上がってくるが・・・

 

・変態による変態のための変態な群像劇。

・ストーカーがストーカーのことをストーキングしたり、笑えた。

・殺し方が割と好き。

 

他にもストーカーの描写を描いている本があるようです。

機会があったら読んでみてはいかがでしょうか。

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